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結婚式 当日、私は「 無職 」でした

結婚・仕事
結婚式で入場する新郎新婦の後ろ姿。参列者から祝福されている。

皆さんは、誰にも言えない秘密を持っていますか?

私は秘密を抱えています。今でも、妻には言えません。

数年前に結婚をしたのですが、結婚式を挙げた当日…

私は 「 無職 」 でした。

もちろん妻にも、参列した親族や友人にも言えませんでした。なぜそんな状況に陥ったのか?今振り返れば自分の見通しの甘さなどが原因ですが、時間が経った今、振り返ってみて、どうすれば良かったのかを考えてみたいと思います。

同じ経験をされた方は、この世の中にいないと思うのですが、こんなダメな私でも結婚ができたので、私を“社会の底辺”とみて頂いて、励みにしてください。

1.結婚式の費用はどうしたか?

式の費用は、付き合っている時に将来結婚するんだろうなというイメージが、漠然とあった為、共同で貯金を行っていました。参列者は身内と親しい友人のみのコンパクトな式にしようという意向があったので、200万円を目標にしていました。

式を挙げて、元が取れるか気になるかと思いますが、私の分の費用を100万円とすると、7~8割返ってきた結果となりました。

2. なぜ「無職」で結婚式を迎えられたのか?

結婚式を挙げる前に、「プロポーズ → 両家顔合わせ →新居に引っ越し」をしている状態でした。ちなみに、新居に引っ越しをした時はすでに無職だったので、私の分の引っ越し作業は捗りました。

引っ越しの費用等は、恥ずかしながら、奥さんの職場の福利厚生がしっかりとしており、新居の費用や家賃補助を受けてもらい、私は初期費用を捻出せずに新居に暮らすことができました。ただ、生活する道具や家電製品などは私が購入しました。(#変なプライド)

ここで、当時の無職ルーティーンを紹介します。

: 妻が出勤するタイミングで起床。妻を見送ってから、再度寝る。

15時頃起床: 妻が帰宅する前に家を出なくてはいけなかったので、身支度を行う。

夕方:家を出る。19時頃を目安に、働いて帰ってきた体で帰宅。

まさに、リストラされたことを家族に言えず公園で時間を潰すサラリーマンのような生活を、人生で最も幸せであるはずの挙式前後に送っていました。今思い出しても、最低のクズ野郎だと思います。

3. なぜ、無職になったのか?

当時はまだ若かったこともあり、結婚式を挙げる半年ほど前に異業種に挑戦したい意欲がでてしまいました。気になると行動に移してしまう節があり、どうしても我慢できなくなり転職活動をしました。

昔から働いてみたい業種であったこともあり、給料が安くても働きたいという思いが強く、チャレンジ欲を刺激されました。

そして、業界未経験から見事に採用を勝ち取りました。

ただね….

入社してみてわかったこと…

それは面接ではわからなかった、巷でブラック企業と呼ばれている会社でした。

4. ブラック企業の実態

入社してすぐに「この会社はちょっとおかしい(アタオカ)」と気づかされました。その特徴は以下の点です。

強制的な早朝奉仕: 始業30分前には全員で掃除。実質40分前には出社必須

→まず、出社したら社員総出で掃除が始まります。

出社時間は、有無も言わさず始業の30分前から。(ハエーヨ!)

つまり、始業時間の3~40分前には出社しなくてはなりません。強制です。遅れるもんなら、他の社員からの無言の圧がすごかったです。(ニラムナ!)

ただね…

社内が綺麗なのは言うまでもなく、年末の大掃除は逆に楽でした。(#怪我の功名)

定時に退社できない: 当たり前のサービス残業

→社長さんは定時の退社が基本(定時前退社も日常)でしたが、我々は、定時後2時間ほど過ぎてから「そろそろ帰りますか?」という空気を出してみんなで一斉に退社していました。誰が言い始めたのかは謎ですが、私が入社した時点からその雰囲気だったので、リーダー職の奴がその流れを定着させたのでしょう。先に帰るのも難しい状態でした。

給料はまさかの「現金手渡し」: 社会保険も未完備。前職の半分以下の手取りに

→これもびっくりしました。給料の振込先を聞かれてないよな~と思っていたら、

給料日当日の朝にまさかの手渡しでした。(昭和か!)

給料明細が無し!(電子明細ジャナイヨ!ホントニナイヨ!!)

もちろん、社会保険等の支払いも無し!!(ホウリツイハンネ!)

このような状態だったので、頂いた薄給から、個人で国民年金の支払いと住民税の支払いなどを行う必要があり、実際に手元に残るお金は、前の職場の給料の 約1/2 でした。(ヤッテケマセン)

不健全な接待文化: 取引先への濃厚な接待で仕事をつなぎ止める昭和な体質。

→これもびっくりしましたが、濃度の濃い(高い)取引先は1~2社だけだったと記憶しています。

その他の取引先も多数ありましたが、売り上げ額にするとごくわずかだった為、一極集中型のこのような体質になったと思います。

濃い取引先とのミーティングでは、仕事の話はそっちのけで、次に行く候補の風俗やキャバクラのホームページを漁る先方担当者。

「こいつ、プライドねーな。最低野郎だな。」と常に心の中で思っていました。でもこのような状況は、中小企業では今も色濃く残っていると思います。2026年にも「東大院教授が収賄逮捕」というニュースがありましたよね。あれも氷山の一角です。

結局、このようなことがあり、半年ほどで耐えられず退職。しかも、時期的には「結婚式の直前」でした。

でも、まったく後悔はしていません。良い経験ができて、とても勉強になりました。

この経験から、当時の私に伝えたい回避策・最善策は2つです。

① 「転職」のタイミングを見誤らない

結婚という大きな変化の前に、未経験職種への転職はリスクが大きすぎました。

興味があることは、まずは副業や個人での発信から始めるべきだと思いました。今の職場で安定した収入を維持しつつ、実績を作ってから動いても遅くないと思いました。今は個人でも発信しやすい時代ですからね。

② ブラック企業を「見極める」3つのチェックリスト

これも当時の自分に言い聞かせたいのですが、転職活動中の「早く次を決めたい」という焦りは、判断を狂わせます。以下の点を確認すればよかったなぁ。

●福利厚生の加入状況: 社会保険完備は前提。通勤交通費全額支給や社用車利用時のガソリン代・高速代・駐車場代・万が一の事故の時など、自己負担が無いか細部まで確認!

●実態の勤務時間: 面接時に「他の従業員の平均的な出社・退社時間」を具体的に聞く。サービス残業がまかり通っていないか確認!

残業などの、みなし残業時間がお給料に含まれるパターンが多いと思います。みなし残業時間が過ぎたあと残業代がキッチリと出るかも確認!!

●業務外活動の有無: 企業の募集要項以外の仕事をすることはあるか確認しましょう。会社の展示会出展などでの接客もそうです。

お互いのギャップを解消するためにも、念のため、募集要項以外の業務内容も確認をしましょう。

しっかりしろ!自分!!

ちなみに、たまに企業の展示会に行ったりすると、接客が苦手そうな技術職の方がいらっしゃいますが、話が深くなるにつれて、水を得た魚のよう生き生きとしゃべる姿を見るのが好きです。

番外編:これも仕事ですか?

これは経験した事ではありませんが、過去に聞いたことがある勤務時間中の仕事内容です。

・社長のプライベート車を洗車

→個人で成功された方が社長を務める個人企業でのことらしいのですが、勤務時間中に数台の洗車を頼まれたそうです。もちろん会社の敷地内で手洗いです。車関連の会社であれば、新製品を試すなどの理由で致し方ない部分もあるのですが、まったく関係のない分野とのことでした。(ガソスタイケヨ!)

結婚式の話に戻りますが、身内中心だったこと、会社関係者を呼ばない前提だったこともあり、無事に乗り切りました。

しかし、友人から「会社からの祝電(電報)がなかったね?」と突っ込まれ、冷や汗をかいたのも今では良い思い出です。ちなみに、結婚式のあとは、超ホワイト企業に入社できました。

皆様も転職はくれぐれも慎重に行ってください。

……と、偉そうに語ってしまいましたが、最後にお伝えしておくことがあります。

実は私、今もまた「 無職 」 です。

著者プロフィール
オジー・レオナルド3世
オジー・レオナルド3世

「リアル ギ-ザーズ ダイアリー」(実際にあったおじさんの日記)
自身が経験した事を中心に「ファッション」や「HIPHOP」、「平成時代」の話題をミックス。
忙しい40代が、賢く、カッコよく、そして等身大で生きるためのヒントを発信します。昭和~平成~令和を駆け抜けたおじさんの「リアル」を詰め込んだ雑記帳。

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