
桜も開花し始め、すっかりと新生活の季節ですね。
今回は、突っ張り棒で有名な企業平安伸銅工業さんの「ラブリコのアジャスター」を使って、棚(天井までの壁面収納)を作りました。
安価な木材と「ラブリコ」を組み合わせて棚を作ることで、組立式の棚(既製品)と比べて安く済む場合があります。
自作した棚の仕様と費用も掲載し、既製品と比べて、どちらがコスパが良いのか比べていきます。(ソコシリタイネン)
「ラブリコのアジャスター」とは?
2×4の木材と組み合わせて棚などを作るアジャスター(突っ張り)の事
ホームセンターなどで買える2×4(ツーバイフォー)材などの木材を、天井と床に突っ張らせて「柱」を作るためのDIYパーツブランドです。
ちなみにラブリコのアジャスターに組み合わせる、2×4の木材は比較的安価でしたが、コロナ禍に「ウッドショック」があり、木材の価格が急騰しました。
2025年頃に落ち着きをみせましたが、円安や物価高の煽りをうけて微増傾向のようです。今の2×4の木材店頭価格(ホワイトウッド)は、コロナ前の安かった時期に比べると2倍以上になってます。

2×4などの木材は、ネットショップで買って良い?
棚を作るにあたり、長い木材をネットショップで購入すると配送料が高い

結論から言うと、安く済ませたいなら
”NO”です。
2×4(8フィート)の安価な木材(ホワイトウッド)の店頭価格は、大体1,000円前後です。カット料金が、1カット50円前後です。
一方、ネットショップの木材価格は、店頭価格とさほど違いはありませんが、
木材価格に、プラス2,000円~3,000円くらいの配送料が別途かかります。長い木材は大型配送になるので高額です。
しかし、ペイントサービスなどペンキを塗った状態で販売をしている業者さんもいるので、コストと手間を考えた時に“どちらを優先すべきか?”でこの選択肢は変わってくると思います。
ちなみに、私はいずれも店舗購入です。好きな木目の木材を自分の目で見て購入しました。ペンキもやすりがけも面倒なので、きれいな木材を選びそのまま使用しています。
注意:木材は欠けている場合や、反っている・ねじれているなどのクセが強い特徴がありますので、実物を良く見て購入してください。
2×4などの木材は、店頭購入をして「無料貸し出しの軽トラック」で運ぶべし。
店頭購入先のサービスを活用して、無料で軽トラックを借りる。
2×4などの木材を自宅まで運ぶ手段が無い方は、ホームセンターで大型荷物の購入の際に「無料で軽トラック」を貸してくれるサービスがありますのでそちらを利用することをオススメします。
レンタカーやカーシェアと比べても一番安く済みます。運転免許が無い場合は、友人などにお願いしましょう。
・島忠ホームズ様 軽トラックについて
https://www.shimachu.co.jp/service/homecenter/rentalcar.html
・コーナン様 軽トラックについて(ページ中央)
https://www.hc-kohnan.com/service/stores/
店頭(リアル店舗)での2×4木材の購入方法は?
意外と知らない木材の購入方法
島忠ホームズさんの場合
1.選んだ木材を持って加工室へ向かう → 2.専用の用紙にカット後の長さを書く → 3.カットして端材になった木材の有無も記入 → 4.木材を持ってレジへと向かい、木材とカット料金の精算を行う。
※島忠アプリで、木材の1カット分がタダになるクーポンが発行されている時もあります。事前にチェックしてください。
コーナンさんの場合(屋外に部材コーナーがある場合)
1.屋外の資材コーナーで木材を選び、同じエリアにある木材カットコーナーで専用の用紙にカット後の長さを書く → 2.カットして端材になった木材の有無も記入 → 3.同じく屋外にあるレジで精算。(カットしてくれた店員さんがそのまま対応してくれます)
※屋外に資材コーナーとレジがあるコーナンさんの店舗が、動線がスムースで利用しやすかったですよ。
※sumicaさんのブログにカット方法のレクチャーがわかりやすく書いてありました。
ラブリコを利用して棚を作る時は、木材のカット(長さ)に注意!
使用するラブリコのアジャスターによって、カットする長さが変わります。
2×4用のラブリコのアジャスター(突っ張り)は、耐荷重が異なるものが2種類あります。
通常タイプは、1本あたりの耐荷重が約20kgです。
強力タイプは、1本あたりの耐荷重が最大40kgです。
※注意:ジョイントを使用して、2本の木材を1本にした場合の荷重は、上記の半分の荷重がリミットになります。

上記の種類によって、カットする長さも変わるので注意しましょう。
その際、天井までの長さを計測すると思いますが、キッチリと正確に計測しましょう。
私は一度「長さが足りなくて突っ張らない!」という最悪のミスをしています…(ドウシヨウモネーナー)
ラブリコを利用して、壁面収納などの棚を作る時は、何を置くか・収納するか から考える。
棚に何をどう置くか、動線はどうなるか、利用しやすい満足した棚になるのか

これは非常に重要です。また、私の話になってしまいますが、棚を作るということにとらわれ、作った棚に収納できるものを置いていくというという感じになり、使い勝手が悪くなってしまいました。
何を置くか、キレイに収納できるか、動線はどうか なども考慮すると良いかと思います。
ラブリコを利用して天井までの壁面収納を作りました!
必要な部材を揃え、いざ組み立てへ!
主に部屋では、無印の体にフィットするソファ+床のラグ・カーペットに寝そべる派なので、天井に近くなるにつれ、収納スペースが大きくなる棚を自作しました。
下部の画像が、実際にラブリコを使って製作した棚です。(天井までの壁面収納が可能)
ちなみに、物を収納する前(Before)です。



高さは、約230cm(2300mm)、横幅は約135cm(1350mm)です。奥行きは下部が約10cm(100mm)、天井付近が最大で約25cm(250mm)です。
部屋にいても、圧迫感が少なく、天井まで収納できるので気に入っています。
【準備した部材】
柱部分:2×4木材 8フィート カットした長さのもの 計3本
棚部分:1×4木材 6フィート カットした長さのもの 計3本
突っ張り部分(柱):ラブリコ 強力タイプ 2×4アジャスター(中央部分)1個+ラブリコ 通常タイプ 2×4アジャスター(両端部分)2個 計3個
ハンガーポール部分:ラブリコ 伸縮ロッド S アイアン 幅50〜70cm ブラック+ホワイト各1本 計2本
棚部分の支柱:ラブリコ シェルフフレーム L型 1×4木材用 計3個
【作り方】※部材がそろった状態で慣れた人だと1時間くらいの作業時間です。
1.準備した2×4木材 3本それぞれに「ラブリコのアジャスター」をはめて突っ張らせる。この時、柱・木材の角度が天井から下まで同じになるように調整する。
2.突っ張った状態の2×4木材に「ラブリコ シェルフフレーム L型 1×4木材用」を取り付ける。それぞれ高さが同じになるように注意する。
3.準備した1×4木材 3本それぞれを「ラブリコ シェルフフレーム L型 1×4木材用」にのせて、ねじ止めをする。
4.好みの高さに「ラブリコ 伸縮ロッド S アイアン 幅50〜70cm」を取り付ける。(ハンガーポール)
5.棚の完成!
完成した棚へ、収納を行う
こちらが、収納後のイメージです。(After)



寝そべっている時に、棚の圧迫感をできるだけ感じない仕様を考えました。
今回は、秋~冬にかけて制作したこともあり、棚の左下部にアウターとパーカーを吊って収納。夏は、ショートパンツ・軽いアウターを吊るすのを想定としています。
良く利用する1軍のTシャツもいつでも着れるように、デットスペースに専用の棚を設けました。(目隠し部分)
あとは、姿鏡を配置(白い目隠し部分)、キャップを吊るすスペース、シワにならないパンツを畳んで収納するスペース(左サイドの袋内)、残りの収納スペースはフリーとしました。
棚部分の浅い小物入れは「無印良品のケースハーフ小」です。深い小物入れは、どちらもニトリさんで「収納ケース ソフトNインボックス V たて型ハーフ ホワイト」、「バスケット Nインボックス たて型ハーフ クリア」です。
ちなみに棚を作ってから、配置する収納ケースを探したので、ぴったりとハマるケースがいずれもあったのがとても嬉しかったです。
棚の自作派(ラブリコ+木材) vs 購入派(ニトリNポルダ) 安いのはどっち?
気になる棚の自作費用と既製品のコスト差
【既製品】ニトリ Nポルダシリーズで壁面収納
既製品購入の場合、同じ規模の壁面収納は「ニトリ Nポルダシリーズ」が候補となりました。シミュレーションで似た形状にした場合、こちらの形状が似ているかなと思いました。

収納ケースなど無い状態で総額、
16,829円(税込み)です。
一方、ラブリコ+木材で自作した場合のコストです。(税込み)
2×4 8フィート:¥1,078 ×3 = ¥3,234
1×4 6フィート:¥348 ×3 = ¥1,044
カット代金:アプリで無料(本来なら ¥50×6=¥300)
ラブリコ 通常タイプ:¥1,070 ×2 = ¥2,140
ラブリコ 強力タイプ:¥1,690 ×1 = ¥1,690
伸縮アイアンロッド:¥921×1 + ¥1,145×1 = ¥2,066 ※黒と白で価格が異なった
ラブリコ シェルフフレーム L型 1×4木材用:¥1,250 ×3= ¥3,750
棚の自作費用(部材のみ)=
13,924円(税込み)です。
自作した結果、
2,905円の節約
(約17.26%のコストダウン)
という結果になりました。ただし、今回ラブリコは楽天さんのショップで、マラソン期間中に購入したものが多かったので、ポイントバックが多くあります。
その分を加味すると、20% 近くのコストダウンとなったと思います。
ちなみに、収納ケース類を追加した場合のコストは以下の通りです。
無印良品のケースハーフ小:¥490 ×4 = ¥1,960
ソフトNインボックス V たて型ハーフ ホワイト:¥499×3 = ¥1,497
バスケット Nインボックス たて型ハーフ クリア:¥579×3 = ¥1,737
収納袋:¥560×2 = ¥1,120
フック(2個セット):¥110×5 = ¥550
吊るす収納袋:¥110×2 = ¥220
吊り下げ棚 伸縮式 折り畳み式ラック:¥2,399
棚の収納ケース類の費用=
9,483円(税込み)です。
自作で棚を作った総額は、
23,407円(税込み)でした。
以外に費用がかかっていた結果となりました。木材もコロナ前は1/2くらいの価格だったので、その分コストUPしました。ただし、ラブリコさんの部材は、楽天マラソン期間中の購入で、買い回りポイント率UPの恩恵を受けたので、実質割引という感じになります。
※amazonでの買い物は、オーケーストアで高還元率の「三菱UFJカード」でたまったポイントを、amazonギフトカードに交換した分で買い物をしました。
自宅の環境と周辺のホームセンター事情によって、自作をするか選択したほうがベターか
結果、棚部分の枠組みだけを考えると、自作の方が安く済みました。
ただし、木材の購入・運搬があるので、その点が困難・面倒な方は、組み立て式の棚を購入することをオススメします。
棚を自作するメリット
・考えて組み立てていく様が面白い。計画の時点でもワクワクする。
・資材やDIYの事を勉強するので、ある程度の知識が付く。
・大工さん、内装業者さんなどの気持ちがわかる。
失敗もたくさんしましたが、良い経験でした。
次回は、ラブリコを利用して、棚を玄関に作った話です。

